こんにちはasaです。
今日は日曜日。
パリのお店やレストランやカフェはほぼお休みです。(最近は百貨店などは営業してるようですが)
ということで、我が家の日曜日の過ごし方としては、家でのんびり過ごすか、公園へ行くか、
蚤の市に行くか。
(⇧いや、多分もっと他にも行くとこあるかと・・・)
我が家は2ヶ月に1回くらいのペースで行っています。
パリには、
「クリニャンクール」、「モントルイユ」、「ヴァンブ」
と3つの大きな蚤の市(三大蚤の市)があるのですが、
なかでも「ヴァンブ」が家から一番近いため(車で13分)いつもここに行っています。
ヴァンブの蚤の市は、3つの中でも比較的治安が良く、ガラクタよりもアンティーク寄りのものが多いと評判です。
しかしながら赤ちゃん、子供連れにはあまり向きません。
女性も男性も喫煙率が高く、歩きタバコで見回る人も多く危ないです。
そして通路が狭くベビーカー押しながらだと非常にストレスを感じます。
我が家の場合は抱っこ紐で行くか、Terryと交代で見て回るか、開き直って狭い通りを「パードン パードン(すんません、すんません)」と謝りながら人や商品にぶつからないように注意深く行くかのどれかです。
ちなみに、フランス語で蚤の市はmarché aux puces(マルシェ オ ピュス)と言います。
パリで生活する前は「蚤の市」と聞くとガラクタが安くで売っているというイメージでしたが、意外とそうでもなくアンティークのようなそうじゃないような?ものが割といいお値段で売られています。
決して気軽には買えないのが正直なところです。
そして今日手にとってちょっと気に入ったモノ。
(写真を撮ってくればよかったと後悔)
・銀製の細かい装飾が美しい手鏡 60€(約7800円)
・ナポレオン時代のカードゲームセット 250€(約32,500円)Terryが欲しがったもの)
・銀製のソース入れ25€(約3250円)
・裁縫道具を入れるためのカゴ(中身なし)50€(約6500円)
とまあ、こんな感じ。
そしてどれも古いものなので、どこか欠けてたり擦れてたりしてます。
まあ、どうしても必要かと問われればそうでもないし、無くても問題なく生活できるわけで、ここで衝動的に買って家に無駄なモノが増えすぎるのもアレだし、もし次回も同じものがあってやっぱりそれが欲しければ運命を感じて買っちゃおうかな。。。
と、自分に言い聞かせて結局諦めました。
かといって手ぶらじゃ帰りたく無い(帰ったあとの開ける楽しみがないから)という思いがあり、10€以下で買えそうなものをチマチマ購入しては一人帰宅後眺めてニンマリしてます。
安物買いの銭失い ←チクリ
というわけで、今回買ったチマチマ品はこちら。
アンティークのカード。
1枚2€(約260円)
だけど、3枚で5€とおばちゃんが言うので9枚プラス1枚買って、
「全部で15€でどう??」なんて交渉したところ、
おばちゃんに苦い顔されながら結局全部で16€(2080円)で買いました。
でも、正規価格(そもそも言い値だけど)だと、10枚で20€なので4€お得でした。
そしてこのカードのおもしろいのが、
はい、使用済み。消印ついとるがな〜。
誰かが誰かに送ったものなのです。
こんなタダ同然のものが、逆に値段がつくのがアンティークを大切にするフランスならではの価値観。
この文化には最初は慣れなくて「なんで捨ててあるようなモノに値段が!!」と思っていた私も、
今では
「やだ〜、フランス語で文字が書いてあるぅ〜。なんだかおっしゃれ〜。むしろ、新品よりこっちのがいいわ〜(はぁと)」
という考え方が加わりました。
カード以外にも、普通に誰かが誰かに宛てた長文の手紙なんかも売られています。
「え、こんなの一体誰が買うの、世の中物好きな人もいるものね〜」
と若干呆れ気味の私でしたが、
私が買っとるやないか〜い。(←物好き)
さてさてお次。
だいたい机の上に並べられた物しか目に入らないのですが、ふと机の下の方にも目をやって見つけたものがこちら。
クマさーん×2
人形か・・・何処ぞの誰がお触りになられたかも分からない人形。
しかも怨念なんかも入っていたら(←ホラー見すぎ)
と頭をよぎったのですが、なんか小ぎれいだし、顔もかわいいし、しかも右側の子は手のボタンを押すとクネクネしながら歌いだすし、Bonちゃん喜ぶだろうな・・・としばらく迷っていたのですが、
おばちゃんが奥から出て来て
1つ5€
と聞いた瞬間に目がハートマーク(きらーん ←マンガのような表現)
このクオリティで1つ5€ってなかなかお値打ち品かも、とまさに衝動買いしてしまいました。
一応Bonちゃんにあげる前に今夜この子達をお風呂に入れる予定です。
そしてお次はこちら。
来週、クリスマスパーティーで一人10€のプレゼントを用意することになったので、これを探すのが今回の目的でした。
ワインを置くカゴです。(ワインは別です)
これがちょうど10€(約1300円)。予算ピッタリ。
値切らず購入。
自分も気に入ってしまったので、別のものを探すかもしれませんが、
一応プレゼント用です。
か弱い私でも(⇦は?)このまま注げるのが嬉しいですね。
そして、お次はこちら(結構買ってる)
なんスか、これ。
店の人いわく、指輪やブローチなどの金属のプレスだそうです。いわゆる古道具ってやつです。
将来、カードデザインをやりたいという願望があって、私はこれを紙にプレスして、エンボス加工に使っったり、知ってる方は知ってると思いますが、シーリングといって手紙の開封口に溶かしたロウを垂らし上から印を押すのにも使えないものか、と思いまして。うまくいくか分かりませんが。
これ1つ5€(約650円)で2つで1300円ほど。
こちらは2つで8€で買います!!と店主に言いましたが、ダメでした。
交渉失敗。
以上です。
最後に、前回のブログで「街ゆく人の姿で、生もみの木を小脇に抱えて。。。」という話でその状況をお伝えしたく、まさに小脇に抱えてる人をパパラッチさせていただきました。
車の中からなので分かりづらいかもしれませんが。。。おっちゃん、勝手にごめんね。
小脇じゃなくて、担いどるやないかーい。