asaと申します。本名が麻子なのでちょっと英文字にしてみてasaと名乗っております。
まずは私のことについてお話ししますね。
現在、フランスはパリ郊外の南西部に住んでいます。
遡ること約1年半前の2016年1月。数年にわたる不妊治療の末、36歳で待望の赤ちゃんを授かり、2016年9月に娘を出産しました。
出産前に夫のフランス転勤の話がきました。当初は転勤と出産が同じ時期だったのですが、色々と調整をしてもらい、転勤の時期は娘が5ヶ月になる春頃になりました。
その時思ったのは、赤ちゃん連れでの長時間の移動や、フランス語が全く話せない中での生活、もし赤ちゃんが病気したら一体どうすればいいの??仕事は産休と育休とる予定だけど続けられるの??等、不安だらけで、私と赤ちゃんは日本に残り、夫には単身赴任という形でお互いに別々で暮らそうかと散々悩みました。
そんな中、私の背中を押してくれたのが義理父の言葉でした。
「どこにいても、もし一番大好きなものが側にあれば、それが一番の幸せだと思うよ。お義父さんの場合はそれが家族なんだけどね、あははは〜(照れ笑い)。」
その時、環境が変わっても一番大好きな家族が側にいれば、夫にとっても赤ちゃんにとっても私にとってもそれが一番の幸せなのだということに気づき、不安な部分は一つ一つ解決しながら、仕事も辞めて家族で渡仏することにしました。
そして現在、渡仏して3ヶ月が経とうとしています。
結論から言うと、勇気を出して来て良かったと思ってます。
いや〜、来てしまえばなんとかなるもんですね。今では娘を担いであちこち出かけまくってます。赤ちゃんの生態、フランス人の生態、自分の生態・・色々とオモシロイ発見が多く、ネガティブになってる暇がない!
もともとちょーネガティブ思考な私。(スパイラルにはまると自分でもコントロールできないほど)
渡仏前は、赤ちゃんがいるから出かけられない、学べない、時間がない・・・と御託並べてはあらゆることから逃げていましたが、東京からフランスへ移動している飛行機の中で娘が騒いで周りに迷惑をかけまい、と必死でアヤしている間に何かプチンと切れてしまったようです。
それ以来、生活している、というよりは毎日旅している感覚になってます。
旅って自分で行きたい所を決めて、プランをたてて、持って行くもの用意して、、、あれ見て、これ食べて、それ買って、、と考えてワクワクするものですよね?
それが毎日だったら・・・ワクワクが毎日あると思えば・・・。
ブログのタイトル、「Avec Bébé(アベック ベベ)」とはフランス語で「赤ちゃんと一緒」という意味です。
渡仏前の私のように、もし、赤ちゃんがいるために、やりたいことができない、我慢しなきゃいけない、育児がしんどい、なぜ私ばかりが大変なの?なんて思ってるママさん、パパさんがいたら、その思いを共有しつつも、必ずしもそれが全てでは無いことを、このブログで少しでも証明できたらいいな、と思います。
赤ちゃんと一緒でもなんでもできる!
赤ちゃんと一緒だからなんでもできる!!
生活のこと、育児のこと、考えてること、知ったこと、どうでもいいことからくだらないことまで、チョット体裁を保ちつつも飾らずに書く予定です。
長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。