またもや遡ること、2018年の年明けの話。 フランスではいわゆる「お正月」というものはなく、1月1日のみお休みであとは平日なのです。(その代わりクリスマス休暇が一年の中でも重要なイベントでかつ長い) というわけで、世間で… 続きを読む ディジョン旅行 1日目(フランス)
カテゴリー: ヨーロッパ旅行
フランス在住、ヨーロッパの街の行事や、子供連れOKな場所の案内
ベルギー旅行 2日目後半
こんにちはasaです。
あぁ、アントワープ旅行についての記事をアップしよ〜しよ〜と考えつつまたもや日々が過ぎてしまいました。
一体更新もせず何をしていたかというと・・・
読書です。
(育児じゃないんかぃ)
なぜここにきて読書にかというと・・・それはまた別の機会にでも。(いつになることやら)
さてさて本題です。
過去に遡ること、2017年クリスマス。
ここベルギーはアントワープ。
過去の記事はこちらを参照してください。https://kururinpa.jp/?p=565
きっとご存知の方も多いと思いますし、すでに気づいてる方もいらっしゃると思いますが、
私たちは、今回「フランダースの犬のネロの軌跡をたどる旅」を目的としていました。
フランダースの犬のお話の中では、ネロ少年は毎日地方からミルクを売るためにパトラッシュとアントワープまで来ます。
その時に必ず寄っていたのがこの教会です。
わかりますでしょうか。
遠くに尖頭型の建物が見えてきます。
もっと近づいてみましょう
これがその「アントワープ聖母大聖堂」です。
中に入ってみると、
真っ白で美しい内装です。
ひろーーい!!
そして顔を上にあげてみたら・・・、
天井から光もさして、とっても明るくさやわか。
天に昇ってしまったかのような感覚に襲われます。
見上げた瞬間はこの吸い込まれそうな雰囲気の天井を「ずっと眺めていられそ〜」なんて思っていたのですが、一瞬にして首が疲れ現実に引き戻されました。
というわけで今度はちょっと斜めうえの方を。
どこを切り取っても美しい大聖堂です。この大聖堂の印象としては
明るく爽やか!
この大聖堂を訪れる前はフランダースの犬の結末のイメージが強く「暗くてどんよりしていて冷たい」というものでした。
しかし、真逆でした。
どんな状況の人でもあたたかく包み込むように受け入れてくれる場所、そんな雰囲気の場所でした。
奥の方へ進むと、ネロ少年がいつも見ていたあの絵があります。
ルーベンス画『マリア被昇天』
このマリア様を亡きお母様に重ねて毎日毎日祈りをささげていました。
アニメの結末では絵上部にある天使がネロを天国へ連れていきます。
そして、ようやくここに辿り着きました。
ルーベンス画「キリスト降架」
キリストが貼り付けられていた十字架から降ろされる瞬間。
観る人が臨場感を感じられるよう等身大のサイズで迫力満点です。
この絵はネロ少年がずっと憧れていて見たかった絵なのです。
しかし、当時はこの絵は厚いカーテンで覆われていて銀貨(金貨という説も)一枚払わないと見られなかったそうです。要はお金持ちしか見られなかったのです。
そしてクリスマスの日。
おそらく特別に開いていたのか、たまたまカーテンを締め忘れられていたのか、ネロ少年が不幸の連続で失意の中、クリスマスのミサが終わった後にこの大聖堂を訪れた時に、ついに念願叶ってこの絵を観ることができました。
しかし、そのままパトラッシュと天に召されてしまいます。
このお話は物語なのでフィクションではあるのですが、私が小学生の時に「フランダースの犬」見た時は実話だと信じており、あの結末で衝撃を受け、いつかこの絵をこの目で見て見たいという強い思いがありました。
それがようやく実現したのです。
そして同じシチュエーションのクリスマスの日。
本当に目の前にネロ少年が見たあの絵があるのです。
夢のようです。
心震える瞬間でした。
そうそう、この大聖堂は絵だけではなく、装飾やステンドグラスも見事で、またいつか訪れたいなと思いました。
教会を後にしたら、こんな像がありました。
「フランダースの犬」は日本ではとっても有名なお話ですが、べルギーでは「暗い話」ということで評価も低く知らない人も多いとか。
というわけで、ここを訪れる観光客は日本人が多いようです。
ふぅ、、ずっと記事を書きたくて後回ししてしまい、ずっと気がかりだったベルギー、アントワープ旅行の章を閉じることができました。
ベルギー旅行 2日目前半(アントワープ、ルーベンスの館)
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ベルギー旅行 1日目後半(アントワープ)
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フランスの冬の過ごし方 その② 〜食卓事情〜
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クリスマスマーケットinストラスブール2日目
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クリスマスマーケットinストラスブール1日目
フランス北東部はアルザス地方の「ストラスブール」(フランス)という街へ1泊2日で行ってきました。
ライン川沿いにあり、橋を渡ればドイツというような場所です。
なので、ドイツの文化が色濃く残っている地域でもあります。
(実際に、過去に何度かドイツ領になっていたようですが)
パリから車で約5時間。
途中休憩を2回挟み約6時間強で現地に到着しました。
家を出たのが朝8時。前日に用意しておいたパンやフルーツや野菜などをそれぞれ車の中で食べて、Bonちゃんは一眠り、そして11時過ぎにサービスエリアに入って休憩を取ればサービスエリアが混む前にランチがとれて、さらにその後2回目の休憩も早めに2時くらいに入ってお茶をすれば、常に空いている状態でサービスエリアを利用できるので、やはり早め早めの行動って徳だな、って思いました。
ストラスブールへ向かった目的は「クリスマスマーケット」フランス語で「Marche de Noel(マルシェ ド ノエル)」
クリスマスマーケットの発祥はドイツということですが、クリスマスのもみの木はここストラスブールが発祥といわれているようです。
クリスマスマーケット会場があるストラスブールの旧市街では厳重な警戒態勢がとられていました。
昨年ドイツのクリスマスマーケットで大型トラックが突入するというテロが起きたためでしょうか。
車両はホテル宿泊客か関係者のみ入れるようになっていました。
私たちは旧市街のホテルに宿泊予定だったので、事前にホテルで発行された通行証を持っていき、決められた入り口へ行って警官にそれを見せて、車のトランクをチェックされ、ようやく旧市街へ入ることができました。
今回私たちが宿泊したシタディーン・ストラスブールはクリスマスマーケットのメイン会場まで徒歩7分くらいの立地でした。
この「シタディーンホテル」は、ヨーロッパを中心として60箇所くらいにあるチェーンホテルなのですが(日本にもあるようです)、アパートメントホテルといってキッチンがついており、基本的にベッドルーム別、バスタブ付きだから赤ちゃんや小さいお子さんが一緒の旅行者にはとってもおすすめなのです。
(事前に予約しておけばベビーベッドも部屋に設置しておいてくれます。)
予約はエクスペディアやトリップアドバイザーなどのサイトからも出来ます。
清潔で快適でフロントも親切なので、これからも機会があれば利用したいな、と思いました。
さて、ホテルについて、ひと段落しマーケットへ出かけようと思ったらもう16時過ぎ。こちらは日が沈むのが早いので外も暗くなりかけてました。
そして気温もぐっと下がり、体感温度は0度。
とっても寒いのですが、ライトアップや装飾が綺麗すぎて寒さを忘れそうになりました。もう別世界。ファンタスティック。
もしかして夢見てるのかな?というくらい綺麗です。
そしてクリスマスマーケットといえば「ホットワイン」
フランス語ではvin chaud(ヴァンショ)と言うのですが、あちこちで売られてて、だいたい3〜5ユーロほどで買えます。
ホットワインにはシナモンや八角、クローブ、生姜といったスパイスが入っていて、甘くて美味しくてとってもあったまります。
ホットワイン片手に、出店めぐりをします。
クリスマスのオーナメントや雑貨、それからクッキーにパン、帽子手袋にキャンドルに、フォアグラにワインにチーズにクレープにワッフルに・・・
誘惑がたっくさんあります(笑)
もし行く時はお小遣いたくさん持って行った方がいいです。
夕食はレストランで食べようかとも思ったのですが、
身体が冷え切っていたのと、移動の疲れもあって、お店で生ハムやワイン、チーズに野菜やお惣菜を買ってホテルに戻り、湯船に浸かって体を温めてからゆっくりお部屋で夕食をいただきました。
ベッドルームが別室なのでBonちゃんが寝た後もリビングでゆっくり寛げるので、やっぱりシタディーンホテルはおすすめです!
↑完全にまわしもの。
2日目につづく。
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