クリスマスマーケットinストラスブール2日目

おはようございます、ストラスブール2日目の朝です。

今朝は8時半に置きてお部屋でゆっくり朝食を食べました。

・親 → 昨晩の残りもの、Bonちゃんの残り物。

・Bonちゃん → 持参したドライフーズの味噌汁、キッチンで茹でたブロッコリー、パン、家から持参のバナナ、赤ちゃん用のヨーグルト、チーズ、ミニトマト)

以前にもこのブログで書いたのですが、私たちは旅行中はほとんどホテルの朝食を摂りません。

もし無料だったり、朝食にこだわりを持っています!ということであれば、だったらそりゃ食べないとソンソンと思うのですが、だいたい海外の庶民的でリーズナブルなホテルでは、

・早朝から置きっぱなしにしてるであろう乾いてガビガビのパン、

・産業的なジャムやバター(プラスチックに納められたいかにも添加物だらけっぽいの)

・あまーいヨーグルト(なかにはプレーンもあるけど1つあたりの量がめっちゃ多く食べきれない)

・シリアルとミルク(そしてミルクが切れてることが多い)

・苦いコーヒーかTパックの紅茶

・マレなケースだけどテーブルや床が汚れている(前の人の食べこぼしがそのまんま、自分の持ってるティッシュで拭くか、スタッフに言えば片付けてはくれるけどなんか気だるそうに掃除される)

これで10€前後(日本でおよそ1300円くらい)かかります。

フルーツなんかがあればラッキーな方です。

(フルーツあってもオレンジかりんごが丸ごと置いてあったり、どうやって皮むくんですかねコレ、状態。←え、皮ごと食べるん?)

とまあこんな感じなのです。(少々大げさに言ってますが)

あ、でも誤解ないよう、

もし手のかかる小さい子がいなくて、海外のホテルの雰囲気を味わったり、1日のプランを考えたりしながらゆっくり食べられるのであれば10€払ってでも食べたいと思うのですよ。

しかーーーーーーーし、

・景色を見るより子供の面倒を見なければならない。

・子供がぎゃあぎゃあ言って周りに迷惑をかけないように、あの手この手で気をひかせながら瞬時に目の前の乾燥パンを苦いコーヒーで流し込む。味?覚えてない。

・いよいよ子供がふてくされ出した、お皿やらガシャガシャやり出した。もう早く切り上げて朝食会場から出たい。

・かくかくしかじか。

というわけで、私たちは現地のスーパーで買い物して、ほとんど部屋で食べるようにしてます。なのでキッチン付きホテルはありがたいのです。

旅行中の食生活については、おそらく学生の貧乏旅行に近いものがある我が家。

本音はやっぱり旅行中は現地の美味しいものをたくさん食べたーい!!!×100

でもね、最近気付いたのですよ。

「Age38 外食が続くと体調悪くなる」と。

1泊2日〜2泊3日くらいならともかく、1週間くらいの長期となるとさすがに旅の後半は浮腫みと胃もたれで、どんなに美しい風景など見せられても「あーきれいねー(棒読み)それよかホテルで横になろ」と価値が半減してしまうのです。(私談)

なので旅行中はなるべくヘルシーで野菜中心の食事とこまめな水分補給でいかに健康な状態で帰路につけるか。

元々キャンプやアウトドアが嫌いじゃないので、サバイバル的な要素を含むこの旅先での食生活問題はうまくクリアできるとクセになりそうです。

あ、誤解ないよう(2回目)もちろんレストランに入って現地の美味しい料理も食べます。でも旅行中1回か2回くらい。

でも私たちはそれだけで大満足できるのです。

ここまで前置きでした。(ながっ!まだ一歩も外に出てなかった)

ストラスブールのクリスマスマーケットは午前中11時〜夜10時まで。

外はとっても寒いし、日が昇るのが遅く9時過ぎてもどんよりくらーい冬のヨーロッパではなるべくホテルでぬくぬくしてたいので、チェックアウト時間の11時ギリギリまでホテルでのんびり過ごして、ようやく外出しました。

クリスマスマーケットは旧市街のあちこち(10箇所以上)でやってるので、半日ほどあればグルっと街を一周しながら見て回ることができます。

今日は昨日行けなかった会場を目標に街並みを見ながら歩いて回ります。

この「木組み」でできた建物、可愛らしいですね。アルザス地方でよくみる家だそうで、ドイツの影響を受けているようです。

そして、ここストラスブールは「クリスマスツリー発祥の地」といわれているのですが、

その象徴ともいえる大きなクリスマスツリー

とBonちゃん。(いや、むしろBonちゃんメインになってるけど・・・)

↑うちで一番暖かいと思われる防寒具を着せましたが、厳しい寒さで鼻が赤くなってます。

そしてあちこちで繰り広げられるクリスマスマーケットで買い物を楽しみながら、今日のお昼はこちらを食べました。

アルザス地方の郷土料理「タルトフランベ」

(以下Cookpadのサイトから引用)

タルトフランベとは、小麦粉を練った生地に具をのせ、オーブンでパリパリに焼き上げたもの。フランスの中でもドイツの国境に近いアルザス地方の郷土料理で、レストランやカフェでよく食べられるメニューです。

シンプルながらも食欲をそそるこの料理。ルーツは、「薪釜でパンを焼く際に釜の温度を測るために作られた」という説や、「残ったパン生地で作ったのが始まり」という説があります。薪釜の炎を利用して焼くので「炎のタルト」と呼ばれたことから、「タルトフランベ」と名づけられたようです。ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」でこの冬メニューとしても登場し、いまじわじわ認知が広がっているようですよ。

薄くてパリパリだから、ビッグサイズでもペロリといける!

見た目はまるでピザですが、トマトソースは塗らず、「フロマージュ・ブラン」という白いチーズを使い、タマネギとベーコンを散らすのがオーソドックスなスタイル。サイズが大きいので「食べきれるかな?」と不安になりますが、薄くて軽い食感なので、意外とペロリといけちゃうのだとか。現地では前菜のように、最初にビールとともに食べて、それからメイン料理に進むのだというから、美食の国の胃袋はやっぱり違いますね

(引用ここまで)

ペロっと完食。

すんごいカロリーでしょうが、すんごい美味しかったです。

お昼も食べたところで、まだ午後1時くらいですが土日を使っての旅行ということで、Terryは明日仕事だし今日帰宅せねばならず、しかも渋滞を考慮して早めに帰路へ向かうことにしました。

帰りは大雪のために凍結を恐れてかみんなスピードが落ちて結局渋滞。

午後1時過ぎに出たのですが、途中休憩を挟み帰宅したのは夜9時のことでした。行きは6時間だったのに対し帰りは8時間かかりました。

参考までに、パリからストラスブールまではTGV(フランスの高速鉄道)を使うと2時間くらいで行けます。

しかしこの時期はとても人気なので、直前にチケットを取ろうとしてもなかなか取れません。席が空いていたとしてもかなり高額です。(往復3万近く)

もし計画されるなら早めがいいと思います。

他にもバスで行く手段があるようです。

最後に、今回の旅の戦利品を一気にダーーーーーーっと紹介します。

ドイツビール、白ワイン(アルザス地方は白ワインが有名です)、ミニもみの木(生木)、ホットワインスパイス、クリスマス用のクッキー型、サンタのクッキー、キャンドルホルダー、オーナメント、絵葉書、アルザス地方の郷土料理のパン「クグロフ」、アルザス織のナプキン、クリスマスのフランス菓子「パンデピス」

おわり。