ウィーン2日目の6/5(月)はペンテコステといわれ、ヨーロッパ各地で祝日でした。
ペンテコステとは…(wikipediaから引用)
聖霊降臨と呼ばれる新約聖書にあるエピソードの1つ。イエスの復活・昇天後、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事のこと、およびその出来事を記念するキリスト教の祝祭日。教派により訳語は異なり、聖霊降臨祭(せいれいこうりんさい)、五旬節(ごじゅんせつ)、五旬祭(ごじゅんさい)ともいう。
(引用ここまで)
フランスもそうなのですが、ここウィーンでも日曜・祝日はお店がほとんど閉まってしまいます。美術館や博物館はやっているそうですが、レストランやショップなどはほぼ空いていません。
というわけで、この日は友人の提案でウィーン郊外にある教会とプラスαの場所へ行ってきました!
まずは友人の車に乗せてもらい「クロスターノイブルク修道院教会」へ。
とても立派で美しい教会です。ウィーンといえばハプスブルク家ですが、それよりも以前にこの地を支配していたバーベンベルク辺境伯レオポルト3世が1133年に設立したそうです。その頃の日本は平安時代で平等院鳳凰堂を建築していたようです。
この街はワインの産地として知られていて、教会の隣には修道院付属のワイン醸造所があり、オーストリア最古にして最大規模のものだそうです。(地球の歩き方より引用)有名なワインなどもあったようですが、祝日で開いておりませんでした。修道院でワインを作るって面白いですよね。
ちなみに「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ一家が、ザルツブルグに移るまで住んでいた街でもあるそうです。
公式ホームページはこちら。
そして次なる地は、ウィーンから車で約1時間。スロヴァキアへ行ってきました。まさかの4カ国目。計画に全くなかったため、プラスαというのはスロヴァキアのことでした。
この国といえば、私が中学1年(1993年)の時に「チェコ・スロヴァキア共和国」が2つの国に分裂したことを社会の時間に習った記憶があります。
その後スロヴァキアは2004年にEUに加盟しているため、車ですぐに行くことができ通貨もユーロが使えました。(チェコはEUに加盟しておらず。)
予備知識もないまま首都ブラチスラヴァの旧市街地へ到着。
まずはこの方が迎えてくださいました。
「マンホールおじさん」なぜここにいるのかは謎だそうです。単なるオブジェ??
青い可愛らしい屋根のあるこの建物は「ブラチスラヴァ歴史博物館」です。中には入りませんでした。
赤い屋根が見事で美しい尖塔は高さ80メートルありブラチスラバで一番高いそうです。1830年まで歴代ハンガリー国王の戴冠式が行われていた教会で、マリア・テレジアもこの教会で戴冠したとのこと。中は質素な作りでした。
マリアテレジアといえばオーストリア唯一の女帝。今年生誕300年だそうで、ウィーンのあちこちにイベントの看板が出ていました。
散策していたら、お腹がすいたのでレストランへ。ビーフストロガノフを注文。
ビーフストロガノフにきゅうりのピクルスが入っていて味の予想がつかなかったけど、クリーミーさと酸味が絶妙でびっくりするほど美味しくあっという間に完食しました。ちょっとクセになる味です。また食べたい・・・。
友人の話によると、スロヴァキアは料理がとても美味しく値段は安いそうです。(確かにパリの半額で食べられた)
安くてうまいなんてスロバキア最高〜〜!!!(←単純)
そしてまた散歩。ブラチスラヴァの街並みです。
この日は暑く休憩も兼ねてアイスクリームショップへ入りました。
私は「Mohn(モーン)」というアイスクリームをオーダー。
チョコクッキー的なのをイメージしてたら全然味違う。
Mohnは「ケシの実」だそうです。ちょっと独特な味。
その後、友人お勧めの「TATRA TEA」を買ってウィーンへ戻りました。3時間くらいの滞在で弾丸ツアーでしたが結構楽しめたと思います。
この「TATRA TEA」は紅茶リキュールなのですがアルコール度数が52%
- ビール 3~9%
- ワイン 10~15%
- 日本酒 15%前後
- 焼酎 20~30%
他のお酒と比較しても高めなのが分かります。しかし、香りが上品で芳醇で味見したら深みがあって本当に美味しい。私は現在授乳もあって飲めないのですがお菓子などに使いたいな〜と思って買って帰りました。このお酒、スロヴァキアでしか買えないそうなので(後日スペインでも買えるという情報をもらいましたが)お土産にお勧めです。
後半へつづく。
asa