朝は8時頃起床し身支度をしてからリビングへ。
ソフィーちゃんは朝6時に起きて9時にはお昼寝タイム(1時間〜)、その間に私たちは朝食をいただきました。
家庭にお邪魔する時って朝食ってどんなものを食べてるのかな〜って興味があるところですが、夫妻は温めたオートミール&ミルクに果物をちょっと食べてました。
私たちにはパンとジャムとフルーツとコーヒーを用意してくれました。
パンは薄切りしたパン、ジャムはなんと5種類も出て来ました。(イチゴ、ブルーベリー(手作り)、イチジク、ピーナッツバター、マロン)
フランス人の彼女にとって家にジャムが沢山あるのは当たり前のようです。
フランスのスーパーでジャムコーナーの充実っぷりがすっごいな、と思っていましたがフランス人はジャムが好きなんですね。合点がいきました。
そして、コーヒーは高品質のオスロコーヒー。
ノルウェーは生産こそしていませんがコーヒー消費大国。世界の一人当たりのコーヒー消費量は1位のルクセンブルク、2位のフィンランドに続いて、ノルウェーは3位、日本は11位(2012年の国際コーヒー機関の統計による)だそうです。
そして他国に比べ、日常的にレベルの高い高品質のコーヒーを飲んでいるそうです。
ノルウェーのコーヒーはヨーロッパやアメリカに比べて浅く焙煎されており、とても飲みやすいのです。
もしコーヒー好きならばノルウエーの旅はお勧めかもしれません。
それにしても本当に美味しいコーヒーでした。
シンプルだけどとても美味しく楽しく幸せな朝食です。
朝食後はとってもお天気が良かったのでボートに乗ってオスロ周辺の島々をクルーズしてきました。
市庁舎裏にある港から出発。
ノルウェー語、全く分からないので夫妻にすっかりお任せしてしまいました。
わーお!綺麗。
これが北欧の海なのね〜。地質学的にはフィヨルドではないそうですが、一応「オスロフィヨルド」と呼ばれているそうです。
↓「え、そんな崖っぷちで何してるの?」とお思いでしょうが、岩場で人々がランチや日光浴をしています。また別の島ではフリーキャンプができ、旅人がテントを張って寝泊まりしているらしいです。地形的に内湾になっており波もたたず穏やかな海岸ならではですね。
そして、ホーヴェデーヤ島に到着。
森の中を散策していくと見晴らしのよい場所にたどり着きました。
大砲が置いてあるのですが、これは対岸のアーケシュフース城の防衛に使われていたそうです。
さて、ここでランチタイム♪
朝イネスさんがパパっと5分くらいでサンドイッチを作ってくれてました。すごい速さ。見習いたい。
内容はきゅうり、厚切りチーズ、薄切りハム、ほうれん草、トマト。
それにフルーツにスナックにクッキーに。立派なランチです。
要領がいいというか、慣れているというか、さすがです。
ベビー達も芝生の上に解放してここでのんびり過ごします。
この島内で一番の見どころは、1147年に建てられたシトー派修道院の遺跡です。
島内をゆっくり見てまわり、また船に乗って帰路へ。
今夜のディナーは”ちらし寿司”に挑戦しました。
ノルウェーといえばサーモンが有名ですが、その他の魚介も美味しそうだったので、「1日だけ私にご飯を作らせて!」とお願いして作らせてもらいました。
帰りにスーパーに寄って、サーモン、えび、カニ、卵、スナップエンドウと翌朝の朝食のパンやフルーツなどを買って帰りました。
他の材料(日本の米、しょうゆ、炒りごま、チューブわさび)はフランスから運んできました。
もちろん一番大事な”すしのこ”も!(おいしい米酢など手に入りにくい外国ではマストアイテムだと個人的に思ってます)
材料はオスロでも手に入るかもしれませんが、物価が高く探す時間を考えると運びこむのがベストな選択だと思いました。
夫妻がお寿司が大好きなのは東京で会った時に知っていたので、作り方を教えつつ一緒に作りました。
そして材料を多めに持ってきてそのまま置き土産として渡しました。とても喜んでくれました。
残念ながら、”ちらし寿司”の写真を撮り忘れてしまったのですが、きっと彼女にとっていい機会になったのではと願ってます。(おせっかいかもしれないけど)
夕方からはお互い赤ちゃんをお風呂に入れて、ご飯あげて、寝かせて・・その合間に夕食に支度とバタバタでしたが、お互いさまだから気楽というか。
Bonちゃんはいつも21時くらいに寝るのですが、ソフィーちゃんの就寝時間は19時半。なのでそれに合わせてご飯は20時前からスタートし21時前には片付け。4人で片付けするのであっという間に終了。
その後Bonちゃんを寝かしつけて22時くらいから1時間程大人たちだけでコーヒー&スナックタイム。子供のこと、フランスのこと、ノルウェーのこと色々話します。
あっという間に23時。翌日のことも考えてお互いに早めにベッドに入ります。
つづく。