オスロ(ノルウェー)の旅、3日目観光編

今日も起きて身支度をしてからリビングへ。

美味しいコーヒー、パン、ジャム、フルーツを食べながら1日の計画を立てます。

ある程度前日に予定は立てているのですが、赤ちゃんやママの体調、天気や気温などを考慮しながら最終的に朝に決定します。

今日は博物館が沢山あるヴィクドイ地区というところへバスで行き、そこにある”ノルウェー民族博物館””ヴァイキング船博物館”へ行きます。

まずは歩いてすぐの”ヴィーゲラン彫刻公園”へ。ここを通り抜けてバス停へ向かいます。

ここはノルウェーを代表する彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの作品のみが展示されていて、「人生の諸相」をテーマにした、ブロンズと花崗岩でできた大小の彫刻の総数は212点で、これらの彫刻を構成する老若男女の人物の合計は600以上にのぼる公園だそうです。(wikipediaより引用)


よく見ると確かに人が沢山集約された彫刻が・・・

この塔に関しては賛否両論あるようですが、私はちょっと苦手かも。


そして公園を抜けたところからバスに乗りヴィクドイ地区にある”ノルウェー民族資料館”へ。

ここはノルウェー中から集められた昔の建物が展示されています。


↓屋根から草が生えている農家の家”百姓屋”

草が屋根に生えているのは、夏は涼しく冬は暖かいからなのだそう。

エコですね〜。

なんだかとても可愛らしくおとぎ話に出て来そうで、ついつい沢山写真を撮ってしまいました。




↓途中、豚さんが水浴びしてました。ウットリな顔!!


↓ノルウェー国内にあるスターヴ教会という支柱と梁で構成された中世の木造教会の一つ、ゴルスターヴ教会


ゴルスターヴ教会はキリスト教が入った1200年に土俗の建築様式で作られたものですが、これは復元されたもので残念ながら当時のままの状態ではないようです。

ルストラフィヨルド沿いに建っているウルネスの木造教会は世界遺産になっていて世界で最も美しい木造建築のひとつだと言われているそうです。


教会の中はとても涼しかったです。12世紀の建物とは思えない美しさです。

さてさてここら辺でランチタイムです。

昨日に引き続き今日もイネスさんが朝食後パパっと後片付けしながら、手際よくサンドイッチを作ってくれました。

私はそれを邪魔しながらお手伝いしながら心の中で感心していました。

ただパンに具を挟むだけのシンプルなサンドイッチなのですが、これが何故かすごーく美味しいのです。

(手際よく作るシンプルサンドイッチ・4人分)

冷蔵庫から、マスタード、チーズ、ハム、きゅうりを出しそれぞれカット。

調理台の上にパンを8枚並べる。

まずパン1枚につき、輪切りしたきゅうりを4枚並べる。

その上にチーズを置いてハムを置いて、マスタードを落としてパンで挟む。

以上。

(写真が無いのでいつか再現してみたいと思います。)

いたって質素な具だしバターやマヨネーズも使わないのですが、このシンプルなサンドイッチがみょ〜に美味しい。

外食は極力せずに外出時はサンドイッチを持っていくのが当たり前。特別なことではないんですね。

最後はアイスクリームの空箱に詰めて完成。

これにポテトチップスとクッキーとナッツとフルーツを一緒にバッグに詰め込みます。

ここまでで所用時間5分くらい。

アイスクリームの空箱が4人ぶんのサンドイッチを詰めるのにちょうどいい大きさなんだとか。他にも空き瓶や空箱をとっても上手に再利用していました。

サンドイッチを包むのに、ラップやアルミやビニール袋などは一切使いません。というか台所にそのような備品が一切ありませんでした。(探せばあったのかも)

フランス人の彼女はとっても倹約家。更にオスロは物価が高いのですがその中でも上手にセーブマネー(節約)しながらも楽しく豊かに生きるということを学んだ気がします。

今回はそれだけでも価値のある旅だな〜と思いました。

まぁ〜芝生の上でみんなで食べるサンドイッチのうまいこと。

シンプルだけど最高の贅沢だと思いました。

お昼を食べてもう少し観光した後、次はこの”ノルウェー民族博物館”から徒歩10分くらいのところにある”ヴァイキング船資料館”へ。

知らなかった(というか興味が無かった)のですが、北欧といえばヴァイキング(海賊)が有名なんですね。8世紀〜11世紀にかけてヨーロッパから北米までの広範囲に渡って遠征を行い、略奪や侵略を繰り返していたそうです。

彼らは高い造船技術と戦闘力を持っていたため向かうところ敵なしで侵攻を進めていきました。

そのヴァイキングの遺跡から発掘された船、金属や石碑などがあります。

まず入場して目に飛び込んでくるオーセバルク号。1904年に発掘されました。

見よこの造形美!! 正直最初はあまり興味が無かったのですが、その芸術性に驚き、さらに機能性も素晴しいとか。


この船は発掘された時、女王の遺体と共に埋葬されていたそうです。

発掘された時は破損がひどく、散らばっていた破片を組み合わせ復元作業が行われたそうです。90%が当時の樫材を使用。すごい作業だと思います。

その様子の映像が館内で流れていました。

この曲線美がたまらない。

割とこじんまりした博物館ですが見応えはかなりあります。

この博物館の外には綺麗な芝生にカフェテラスなんかもあり、みんなで芝生に転がってアイスクリームを食べました。

Bonちゃんとソフィーちゃんもおやつの時間♪

Bonちゃんはフルーツコンポート(砂糖を使ってないジャムのようなもの)、ソフィーちゃんはバナナを食べていました。

イネスさんとも話していたのですが、赤ちゃんを長時間抱っこ紐やベビーカーの中に固定しているとやはり疲れてしまい機嫌も悪くなるので、こまめに芝生や床などに解放してあげることは大事だと思います。

その時間も旅の行程に入れておくといいかもしれません。

休憩した後はバスとトラムを乗り継ぎ帰宅しました。

つづく

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