オスロ(ノルウェー)の旅、4日目

オスロの街は空気がとても綺麗です。

水道水は美味しく飲めるしもちろん赤ちゃんが飲んでも安全とのこと。

フランスの水道水は一応飲むこともできるのですが、石灰質を多く含む硬水のため若干飲みにくい気がします。なのでBonちゃんのミルクや離乳食、飲み水は毎度軟水のペットボトルを買って使っています。

国によって水道水の質が違うので赤ちゃん連れで旅に行く前はそのあたりもチェックしておくといいかもしれません。

さてオスロに来て4日目の今日は日曜日。

ヨーロッパ全般、日曜日はほとんどのショップが営業していないようです。

たまに観光地のお土産やさんなどは開いていますが、ごくわずかです。

美術館や博物館は日曜日もやっています。その代わり他の曜日が休みだったりすることもあるので事前調べが必要です。

なのでヨーロッパ方面の旅行の際、買い物デーは日曜日は避けて、美術館・博物館・自然めぐりなどの計画を立てると良いかと思います。

観光で一番困るのは予約制のところ。一部の人気観光スポットは事前にチケットを購入しておかないと入れなかったりするので、こちらも事前に調べておく方が良いかもしれません。

例えばアムステルダム(オランダ)にあるアンネの家や、ドイツのノイヴァンシュタイン城、スペインのアルハンブラ宮殿など。

事前にチケットを予約しておかなくても入場できる手段はあるのですが、長時間並ぶ可能性がありロスタイムとなってしまうのであまりおすすめできません。

すっかり話が逸れてしまいましたが、日曜日は朝から雨。雨の中赤ちゃん連れでウロウロするのは大変なので予報を見つつ、午前中は家でゆっくり過ごしました。

お昼前には雨もあがり晴れ間が広がりました。

しかし芝生は濡れているため、ランチはピクニックではなくレストランでノルウェー料理を食べに行くことにしました。

日曜日も開店していて街の中心にあって美味しいノルウェー料理が食べられるレストラン。。。

ありました! KAFFISTOVA

迷わずここに入りました。

注文したのは、ミートボールとじゃがいもと潰した豆プレート、

”Reinsdyrkarbonad Med Poteter Og Soppsavs”

名前長っ。

このプレートに甘〜いフルーツのジャムをかけて食べるのです。

おお・・・。


そうそうオスロは物価がとても高いです。

この一皿でお値段185NOK(ノルウェー・クローネ)。

日本円で約2400円。これに25パーセントの消費税がつくので合計3000円します。

たったこの一皿で、ですよ。笑えてきます。

というわけで、イネスさんが毎回サンドイッチを持参するのにも納得がいきます。

ただ旅行者としてはせっかくノルウェーに来たのでその地の料理も食べてみたいと。

ちょうど私たちがランチをしていると日本人の団体客がどわっと入ってきました。きっと日本のツアー客が入るくらい日本人の口に合うお店なのでしょう。

久しぶりに日本語を聞いて嬉しかったのでした。

そしてランチを食べたあとは、てくてく歩いて”王宮”へ。


こちらは、現ノルウェー国王ハーラル5世と王妃が住んでいるのですが、夏季限定でガイドツアー(英語のみ)で内部を見学することができます。

住居部は入ることはできませんが、会議室や客間などが見られます。

こちらの王宮は予約制ですので、あらかじめネットでチケットを予約し印刷して持っていかなければなりませんので要注意です。


王宮のお庭も素敵でしたよ。こちらは無料で誰でも入れます。

国民の憩いの場となっているようです。

王宮ツアーのあとは、イネスさん一家は日曜礼拝のためにカトリック教会へ。

(彼女たちは敬虔なクリスチャン)

そして私たち一家は”ノルウェー国立美術館”へ足を運びました。


この美術館にはあの有名な絵があるのです!

さてなんの絵でしょーか・・・。

おっと、なにやらBGMが流れてきました♪

ん?どうやらクリスタルキングのあの名曲が・・・

「チャンチャンチャン チャンチャンチャン〜(中略)ダダダダダッ」

「あー あ〜〜〜 はってっしっない〜っ・・・」

・・・ムンクの「叫び」です。

エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)は、19世紀-20世紀のノルウェー出身の画家だそうです。

まさか人生においてこの絵を見る機会があるとは、夢にも思ってもいなかったので感動です。

クリスタルキングの「大都会」とこの絵はなんの関係もないのですが、なぜかムンクの「叫び」を見るとあのメロディーが流れてきます。


頭がM字になっているBonちゃんを「叫び」の前にあるソファーに座らせつつ、しばらく一緒にこの絵を鑑賞していました。

途中いろんな観光客の方がBonちゃんと遊んでくれました。みんな優しいのねぇ〜。

他にもピカソやモネなどの有名な画家の絵が飾ってあり、十分見応えのある美術館です。

「叫び」をしっかり目に焼き付けた後は、ちょっとだけ中心地をぶらぶら。

風を感じられそうな観覧車を発見。

この日は風が強い上に冷たくて誰も乗っていませんでした。


そして帰り道に北欧デザインっぽい素敵なお家をパシャパシャ撮らせてもらいました。



帰宅後、今夜はイネスさんがクレープを作ってくれました。

日本だとクレープってスイーツ、またはおやつのイメージなのですがこちらでは立派な食事のようです。

フランスではガレット(またはクレープ)のレストランがあちこちあるほどです。


最初はチーズ、ハム、卵のクレープ。

そして次に3種類のチーズのクレープ。

デザートとしてジャムやフルーツを挟みながら食べました。

クレープ祭りだね〜。

写真に写っているマシーン。ずっと気になっていたのでイネスさんに尋ねると、この1台で蒸す、煮込む、混ぜる、カットする、スープやジュースもできるというフランスでは1家に1台あるという万能調理器具だそうです。

おお、なんて便利な。

つづく。

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